週末は久しぶりにちょっと遠出してきました!
ロックダウンが続くドイツで、中止されるかと思っていた、春の野外イベント(BUGA)が開催されていたので、 春満開の心地よい晴天の中(と言っても気温は10度ですが...)ドイツの宮殿庭園に行ってきました。
ちなみに、誤解がないように言うと、野外イベントと言っても、屋台や飲食店は全て閉まっています。
ただ宮殿とその庭園が散策できるように、一般解放されているというものです。
よく手入れされた木々や植物、色とりどりの春の花が植えられた庭園は、本当に綺麗でした!!!
BUGAとは?
BUGAとは、Bundesgartenschau(連邦園芸博覧会)の通称で、ドイツで2年に1度開催される園芸博覧会のことです。
1951年から続く歴史ある花と自然と文化のイベントで、今年は、チューリンゲンの州都、Erfurt(エアフルト)で開催。
ドイツ中部の都市で、「花の都」の名称をもつ、とっても魅力的な街です。
引用:Erfurt観光サイト
私が住んでいる街からもアクセスが良く、観光するのにも、魅力的なお店やレストランも多いので、数ヶ月に1回くらいの頻度で遊びに行きます。
過去記事(エアフルトの観光とクリスマスマーケット)の記録はこちら。
このイベントの良さは、ドイツっぽいと言うか、単なるガーデニングの域を超えた、庭園公園や都市計画、環境と言った広いテーマ性を持ったイベントと言うこと。
メイン会場はErfurt(エアフルト)の庭園「egapark」と「Petersbuerg」ですが、今週末は、Weimar(ヴァイマール) のBUGA会場に行ってきました。
このBUGAのイベントは、チューリンゲン州全体で盛り上げるために、チューリンゲン州内にある、歴史的に重要で個性的な庭園や公園も、このイベント会場の一部になっています。
Weimar(ヴァイマール)にある宮殿庭園はすごかった
Weimar(ヴァイマール)の街は、ドイツの歴史や文化を語る上では欠かせない、主要な歴史的文化都市のひとつ。
1年前に行ったWeimar(ヴァイマール)の記事はこちら。
行った場所はこちら。 Schlosspark Belvedere
かつての宮殿は、権力者の住居として使われていた建物ですが、今は音楽学校(全寮制10歳から!)&音大の校舎として使われているようでした。
古い建物をリユースするのは、ヨーロッパでは良くあることですが、 こんな歴史ある、素敵な美しい環境で勉強する学生は、将来、どんな美しい音楽を奏でる音楽家になるんだろうか。
英国式庭園とロシア庭園
ロシア庭園と言うものがどんなものか良くわからなかったのですが、こんな庭園でした。
宮殿の主の妻の故郷、ロシアにある庭園をそっくりコピーしたものらしいのですが。
ドイツの春は寒い!
今年のドイツは、特に、4月になっても雪が降ったり、氷点下の日が続いたりしてたので、 木々が緑化してお花が満開になるのはまだちょっと先かなと思っています。
BUGAメイン会場のErfurt(エアフルト)へ行くのは、お花畑が満開となる5-6月あたりがベストかなと。
BUGA Erfurt 2021開催情報
イベントのウェブサイト眺めているだけでも、春気分が味わえます。
- 開催期間: 2021年4月23日~10月10日
- HP: https://www.buga2021.de
おまけ:外で飲むお酒は格別!
持参したスパークリングワイン(ミニボトル)。 宮殿庭園に合うデザインボトルは、ドイツメーカーの「Fürst von Metternich 」スパークリングワインです。
キリッと辛口、炭酸強めの爽やかな風味は、私好みの味です。
庭園で飲むアルコールは格別。
気分はお貴族さま(笑)
次は、食べ物も持参して、ピクニックしたいな。