海外生活あるあるのひとつ、突然できる口内炎。
痛くて食事もしづらいし、話すたびにしみる…地味にツライですよね。
今回は、ドイツで口内炎になったときにどう対処すればいいか、薬局で買える薬と自然療法の両方を紹介します。
「口内炎」ドイツ語でなんて言う？
「口内炎」はドイツ語で „Aphte（アフテ）“（複数形：Aphthen） と言います。
薬局で買える口内炎用ジェル・スプレー
ドイツの薬局（Apotheke）では、「Aphte（アフテ）」と言えばすぐ伝わります。 薬剤師さんに「Ich habe eine schmerzhafte Aphte im Mund.」と言えばOK。
おすすめの市販薬は次の通り：
• Kamistad® Gel：カモミール＋リドカイン配合。痛みを和らげながら炎症を鎮める定番。
• Dynexan® Mundgel：即効性が高く、強い痛みに向いている。
• Dologel® Mundgel：天然成分中心で、刺激が少ないマイルドタイプ。
どれもドラッグストアではなく、薬局（Apotheke）限定で販売されています。
ちなみに私のお気に入りは、Kamistad® Gel！
キーボード汚い...😨掃除しないと...！
自然療法派に人気：うがい薬・カモミールティー
実はドイツでは、「自然療法（Hausmittel）」を好む人も多く、軽い口内炎なら薬を使わずに治す人もいます。
• Kamillentee（カモミールティー）
カモミールには抗炎症・鎮静作用があり、ティーバッグを少し冷まして口をすすぐことで炎症をやわらげる効果があります。
※熱いままのうがいは逆効果になるので注意！
• Salbeitee（セージティー）
セージも殺菌作用があり、ドイツでは「口や喉の不調に効くハーブ」として定番。
うがい用に淹れて使う人も多いです。
• Mundspülung（うがい薬）
例えば Listerine® や Meridol® Mundspülung など。
アルコール入りタイプは刺激が強いので、口内炎がひどいときはアルコールフリーを選ぶのがコツ。
ちなみに私が使っているうがい薬はこれ。 シミないし、コップに数滴垂らして使うタイプなのでなかなか使い切らない。
私の体験メモ
私もドイツで初めて口内炎ができたとき、「薬局でどう説明すればいいの！？」と焦りました。 でも「Aphte（アフテ）」の一言で通じて、Kamistad Gelをすすめてもらい、数日で回復。
ついでに薬剤師さんに「カモミールティーでもうがいするといいですよ」と言われたのが印象的でした。
カモミールティーでうがい！？！？
かなり衝撃でしたが、ドイツ人の夫曰くかなり一般的だと。
（私がただ単に無知なだけなのかもしれません笑）
お家に常備しているカモミールティー。
ティーパックと花も茎も葉も丸ごと入っているBIOのカモミールティー。
ALNATUREのカモミールティーは、花も茎も葉も丸ごと入っているものが好き。
ドイツでは、薬とハーブ療法の両方をうまく組み合わせる人が多いようです。
薬局での会話例（実践で使える自然な会話）
ドイツ語の勉強も兼ねて（？）実際、薬局で使える会話集作ってみました。
👩🦰あなた：
Hallo, ich habe eine schmerzhafte Aphte im Mund. Haben Sie etwas dagegen?
（こんにちは。口の中に痛い口内炎ができているのですが、何か薬ありますか？）
💊薬剤師：
Ja, natürlich. Möchten Sie lieber ein Gel, eine Lösung zum Spülen oder ein Spray?
（もちろんあります。ジェルタイプ、うがい薬タイプ、それともスプレータイプがよろしいですか？）
👩🦰あなた：
Etwas, das schnell hilft und den Schmerz lindert, wäre gut.
（早く効いて、痛みを和らげるものがいいです。）
💊薬剤師：
Dann empfehle ich Ihnen Kamistad Gel oder Dologel Mundgel. Beide wirken entzündungshemmend und schmerzlindernd.
（では「Kamistad Gel」か「Dologel Mundgel」がおすすめです。どちらも炎症を抑えて痛みを軽くします。）
👩🦰あなた：
Danke, das nehme ich.
（ありがとうございます。それにします。）
口内炎に悩む（？）どなたかの、ドイツ生活のお役に立ちますように！
