雪がまだ残る寒い週末。 ドイツの自宅から車を走らせ、チェコ西部の温泉地へ。
今回訪れたのは、チェコの「温泉三角地帯」と呼ばれるエリアの2つの町。
- Mariánské Lázně(マリアーンスケー・ラーズニェ)
- Františkovy Lázně(フランチシュコヴィ・ラーズニェ)
これでついに、チェコ3大温泉地をすべて訪問!
(※カルロヴィ・ヴァリは過去2回訪問済み)
- チェコの3大温泉地とは?世界遺産「温泉三角地帯」
- ドイツ語名のほうが通じる?温泉地のもうひとつの名前
- 冬のマリアーンスケー・ラーズニェ (Mariánské Lázně)
- 1日目:ドイツから車で2時間、小さな寄り道
- 1日目:温泉地でウェルネス三昧
- 1日目:夜はチェコ料理とタンクビール
チェコの3大温泉地とは?世界遺産「温泉三角地帯」
チェコ西部のボヘミア地方には、 「温泉三角地帯(Spa Triangle)」と呼ばれる3つの歴史ある温泉都市がある。
- カルロヴィ・ヴァリ (Karlovy Vary)
- マリアーンスケー・ラーズニェ (Mariánské Lázně)
- フランチシュコヴィ・ラーズニェ (Františkovy Lázně)

この3都市は、2021年に Great Spa Towns of Europe(ヨーロッパの大温泉都市群) の一部としてユネスコ世界文化遺産に登録されている。
19世紀にはヨーロッパの貴族や文化人が集う「社交場」として栄え、 優雅なコロナーダ(柱廊)や公園、パステルカラーの街並みが今も残っている。
私はチェコにこんなに温泉地があること自体知らなかったんだけど、 ドイツ人にはこの「チェコの3大温泉地」は、けっこう知られている観光地みたい。
私は義両親に教えてもらった。(義両親も旅行が大好きで、ほぼ毎月チェコに行っているので詳しい)
ドイツ語名のほうが通じる?温泉地のもうひとつの名前
ちなみに、この3都市には、実はドイツ語名がある。
- Karlovy Vary(カルロヴィ・ヴァリ):Karlsbad
- Mariánské Lázně(マリアーンスケー・ラーズニェ):Marienbad
- Františkovy Lázně(フランティシュコヴィ・ラーズニェ):Franzensbad
語尾の「-bad」はドイツ語で「温泉・浴場」を意味します。
私は最初「ドイツ占領時代の名残かな?」と思っていたんだけど、 実はそれよりもはるか昔からの歴史的背景があるみたい。
なぜドイツ語名があるのか?
1. ハプスブルク帝国時代にドイツ語が公用語だった
2. この地域(ズデーテン地方)はドイツ系住民が多数派だった
3. 18〜19世紀、ヨーロッパの社交界ではドイツ語が広く使われていた
実際、今でもこの地域では英語よりドイツ語のほうが通じやすい印象。
歴史って、旅先で知ると急に面白くなる。
冬のマリアーンスケー・ラーズニェ (Mariánské Lázně)
実は今回で2回目の訪問。
前回は春。 花と緑に囲まれた公園が本当に美しかった。
今回は雪景色。

同じ街なのに、印象はまったく違う。 冬の空気の澄んだ静けさもまた良き。
今回は観光というより、 「何もしない贅沢」をしに来た感じ。
1日目:ドイツから車で2時間、小さな寄り道
ドイツの自宅から約2時間。
途中、ずっと行きたかったFEILERのアウトレット(ドイツとチェコの国境近くにある)へ寄り道。 可愛いタオルを大量購入。完全に予定外。
旅行って、こういう寄り道が楽しい。
ショッピング熱収まらないまま、ランチへ。
よく行くドイツとチェコ国境近くのレストラン。 もう何回ブログに登場させるんだ(笑)ってレベル。
左から、ガーリックスープ、チェコの定番料理グラーシュ、夫が頼んだのはその日のランチスペシャル(甘めのクリームソースで煮込んだお肉料理:Svíčková)。
別の日に行った時のブログ。
1日目:温泉地でウェルネス三昧
2回目なので、今回は観光するというより、ただ日常から離れてのんびりしたいっていうのもあって、ホテルもウェルネルホテル系にした(プールとサウナ付き)
宿泊は温泉ホテルグループの Ensana系列。
この地域一帯の主要な温泉施設や歴史的建造物の多くが、このグループの所有下にあるので、てっきりチェコの会社かと思ったけど、実質的なオーナー(地主・所有者)はイギリス系らしい。
チェコを代表する歴史的な名所が外国資本(イギリスの投資会社)のものだと聞くと少し寂しいけど、そのおかげで豪華な歴史的建造物が倒壊せずに美しく維持されている、というポジティブな側面もあるのが複雑なところ。
チェックイン後は即プール&サウナへ。
サウナはドイツ式(=水着なし)。 正直、いまだに慣れない。
でも、ミストサウナとドライサウナの両方があって、 広々としたプールとジャグジーも完備。
外は雪。 中は湯気。
とりあえず、滑り出しは絶好調で、最高だった。
1日目:夜はチェコ料理とタンクビール
夜はタンクビールが飲めるビアバーへ。

チェコのビアバーでよく聞く、タンクビールとは、醸造所から直送される「究極の鮮度」を追求したビールのこと。
醸造所を出てから約5〜7日以内に飲み切る必要があるため、タンクビールを提供している店は「客回転が早く、ビールの品質管理が徹底されている優良店」の証。
チェコに行ったときは、この写真にあるような、店内に大きなタンクが見える「Tankovna(タンコヴナ)」があるレストラン/ビアバーがおすすめ。
昼が重かったので、 夜のメインはほぼビール。 ここのビールはチェコのバドワイザー🍺
チェコ名物タルタル(生肉)とフライドポテトをつまみながら、 テレビではオリンピック中継。


隣のスロバキア人グループがアイスホッケーで大盛り上がり(たしか、スロバキア🇸🇰vs フィンランド🇫🇮戦) 活気があるお店で、ビールも美味しくてとてもいい夜だった。
次回は、マリアーンスケー・ラーズニェ 2日目の記録。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

