ドイツの食文化である、冷たい食事(Kaltes Essen)、準備が楽で大助かり! 昨日食べたものと、冷たい食事(Kaltes Essen)のレパートリーの備忘録。
ドイツの定番夕食「冷たい食事」とは?
ドイツの食文化である、冷たい食事(Kaltes Essen)とは、 火を使わないシンプルで手軽な食事のことです。
ドイツの朝食と夕食と言えば、チーズとハム、野菜、パン!
平日の朝食と夕食に関しては軽めで、昼食と週末に温かいものを食べるのが一般的だとか。
私の夫も、夫の家族もそれが普通なので、私が毎日火を使った料理を作ることに驚かれました。 夕飯に冷たい食事なんて、寂しすぎると渡独当初は思っていましたが、 時が過ぎれば、考え方は変わるものですね。
食材を並べるだけだなんて、なんて楽!
軽めだから、夜胃もたれしない。(消化が早い?)
というメリットもあるので、暑い夏、火を使いたいたくないとき、仕事で疲れて料理したくない時は、もっぱらKaltes Essenです。
昨日はまさにそんな日でした。
ドイツの定番!冷たい食事(Kaltes Essen)の日のメニュー
昨日の冷たい食事(Kaltes Essen)はこちら。
- パン
- スモークサーモン(ディル+マスタードソース)
- 生ハムメロン
- チーズ
- サラミ
- 枝豆
- 白ワイン
暑い夏の日は、よく冷えた白ワインと共に、ちびちびとつまみながら、食べるのが好きです。 冷たい食事(Kaltes Essen)万歳!
去年行ったドイツのワイナリーの話。
生ハムメロンも、ドイツの安いメロン(1玉300円位)とスペイン産の生ハムがよく合う! ドイツのメロン、日本のメロンと比べて甘味が少ないので、しょっぱい生ハムと合わせることで、甘味がひきたって、美味しく食べれます。
もっと質素なある日の夕食。
お昼食べ過ぎた時は、この位シンプルな夕食にすることもあります。
生の豚肉を食べるドイツ人
こちらは、別日の冷たい食事(Kaltes Essen)。
生の豚ひき肉(塩胡椒ハーブを混ぜたもの)をパンの上に乗せて食べます。
こちらもドイツの定番メニュー。 Mett/Hackepeterと呼ばれています(地域によって呼び方が異なる)
初めて食べるのを勧められた時、食当たりするんじゃないかと思って、怖くて断りましたw 今では、よく食べるものの一つになりました。(慣れって怖い)
味は、なんとネギトロの味がします!
この生の豚ひき肉を使って、ネギトロ風巻きを作ったこともあります。
日本式冷たい食事(Kaltes Essen)
こちらも、別日の冷たい食事(Kaltes Essen)。
日本式の冷たい食事の定番と言えば、お寿司。
手巻き寿司は、準備が簡単で楽しいので、よくやります。(正確には、厚焼き卵焼きは火を使って作るので、Kaltes Essenの定義からは外れるかな?)
あとは、たまに太巻きも作ります。 この日本式冷たい食事(Kaltes Essen)は、時短にはならず、準備に時間がかかります(笑)
ドイツでも手に入りやすい、食材を使って作れる巻き寿司と手毬寿司。 日本食大好きな夫が喜ぶので、作りがいがあります。
- 生ハム手毬寿司
- スモークサーモン手毬寿司
- 太巻き(シーチキン、レタス、カニカマ、寿司用甘い卵焼き)
- 太巻き(スモークサーモン、アボカド)
お寿司の甘い卵焼きが好きなので、ついつい、作り過ぎてしまった日の写真でした。