ドイツ生活とドイツ語学習の備忘録

ドイツ生活とドイツ語をマスターするまでの記録

胃もたれ、風邪の時に食べるドイツの「ラスク」とは?

ドイツの病人食と言えば、「ラスク」って知ってますか?

先日、胃の調子が悪くて、ご飯があまり食べれたなかったところ、ドイツ人の夫に、 胃が悪い時は「これ!」と差し出されたラスク。

こんなの食べれるか!!
と内心思ったのですが、自分でお粥を作る気力もなく食べてみました。(まあまあ美味しい)

ちなみに、ドイツでは、お腹の調子が悪い時には「ラスク」を食べるのが定番だそうです。 食欲がない時や、風邪をひいた時、特に胃腸の調子が悪い時の定番食みたいです。

さすが、パンの国、ドイツ!!😂 (私はやっぱりお粥の方がいいけど)

「ラスク」の発祥はドイツ!?

ラスクって、フランスのお菓子だと思ってたけど、 なんと発祥は、ドイツ!!

ガトーフェスタハラダのラスクのパッケージ、フランス国旗の色が使われているから、 もうフランスのイメージしかなかった笑

これこれ!(日本人のラスクのイメージはみんなこれだと思うんだけど😂)

一番ドイツでも有名な老舗ラスクのメーカー「Brandt」が、「ラスク」を発案。 1912年からある会社で、ドイツのラスクと言えば、このメーカーみたいです。

ちなみに、ラスクはドイツ語では、「Zwieback」と言います。(2度焼きという意味です) かつては軍隊の保存食として作られたそうです。

インパクト大のパッケージ!ドイツ老舗「ラスク」

見よ!このインパクト☺️

すごいクラシカルなパッケージです。
ちょっとダサいというか、一周回って、逆に可愛いと言うか、売り場では目立つので良いのかもしれません笑

オリジナル以外にも、チョココーティングされたラスクなど、色々なバリエーションが売ってますが、写真(下記)の定番の2パック入りのもので、1.49€(約240円くらい)でした。

ドイツの病人食?「ラスク」のお味は?

冒頭でも書きましたが、ほんのり甘くてサクサクキメが細い舌触りで、普通に美味しいです。(想像できる味で、特別に美味しい!って意味ではないです笑)

甘くないので、ダイエット用お菓子としても良さそうです。

ちなみに私は、ヌテラを塗ってコーヒーと共に朝食にたまに食べています。
クリームチーズを塗って食べるのも美味しいです。

もちろん、胃の調子が悪い時や風邪ひいた時にも、消化がいいみたいなので、 食欲なくても食べれる優秀な食品と言えるかもしれません。

このラスクを使ってアレンジしたレシピ集も、ラスクの会社「Brandt」のサイトにあります。

https://rezepte.brandt-zwieback.de/

かなり大量のレシピの数々!

まあ乾燥したパンということで、アレンジしやすいし、このラスクじゃなくてもいい感がありますが、ラスク愛が溢れていて素晴らしいので、覗いてみてください。

ドイツのお土産にも最適?

ドイツでしか買えない、老舗のドイツのラスクだよ!って言えばなんか聞こえが良いので、 ザ・ドイツっぽくて日本へのお土産にもいいかも😁

パッケージも海外にしかないインパクトだし、お安いし、軽いし、お土産に最適なのでは?(ただ箱が大きいのでちょとかさばるかもしれません)

在独の方は、具合悪くなった時の非常食として、常備しておくのは「あり」寄りの「あり」です!

そういえば最近の母との会話。
ドイツのチョコRitter Sport(リッタースポーツ)のミニチョコ、カルディで売ってたわよ~!と。

ドイツ製品、日本でも買える品が多くて、毎回一時帰国の時は、何を買って帰るか悩んでしまいます。

このミニチョコは、個包装になっているので、バラマキお土産の定番だったんですが、もうカルディで買えるとなると、 あまり特別感も薄れちゃいますね(残念😭)

ドイツで買うお土産に悩んでいる方、「Brandtのラスク」を、ぜひお土産候補の一つにどうぞ!