家の近くの個人経営のパン屋さんで、久しぶりにランチ。
ドイツの郊外にある、ごく普通のパン屋さん。 いわゆる観光地の「おしゃれベーカリー」ではない。 特別おしゃれなわけでもないし、SNS映えもしない。
でも、落ち着く。
木のテーブルと、少し年季の入った椅子。 常連さんらしき人たちがコーヒーを飲みながらゆっくり過ごしている。
こういう「普通のドイツ」が、けっこう好きだ。
今日はそんな、なんでもない日常の記録。
ドイツのパン屋は朝が一番混む
ドイツのパン屋さんが一番混む時間は、朝。 出勤前に立ち寄って、その日の朝ごはんや昼ごはん用のパンを買っていく人が多い。
なので、ランチタイムは意外と落ち着いている。
席数はそれほど多くないけれど、イートインできるパン屋さんはかなり多い。 カフェというより、「パン屋にテーブルがある」という感じ。
ドイツらしい合理性。
ちなみに、ドイツ旅行中に軽くランチをしたい人にも、実はおすすめ。
ドイツの「フレンチクルーラー」にまた再会
先日書いた、ミスタードーナツ の フレンチクルーラー にそっくりなドーナツが、ドイツにもあるという話。
ドイツでは Spritzkuchen(シュプリッツクーヘン) と呼ばれている。
このパン屋さんにも、ちゃんとあった。 スーパーでもベーカリーでも見かける、意外と定番のお菓子。(正確に言うとSpritzkuchenは、ドイツではドーナッツというより、ケーキの部類)
今日は見つけた瞬間、条件反射で注文してた🤭

つやっとしたグレーズ。 軽そうな生地のひだ。
ああ、美しい。
ドイツ菓子はどちらかというとずっしり系が多いから、この軽さはちょっとした救い。
ドイツのパン屋サンドイッチは種類が豊富
朝のピーク時にはショーケースにずらっと並んでいるサンドイッチ。
でも時間が遅いと、ほとんど消えている。 そんなときは、店員さんにお願いするとその場で作ってくれる。
ただし、
質問が多い(地味に注文の難易度が高い...!)。
- どのパンにする?(小麦?ライ麦?全粒粉?雑穀入り?)
- パン自体の中身?種(ひまわりの実、パンプキンシード、ゴマなど)付き?なし?
- 中身は?サラミ?ハム?チーズ?
- バター塗る?なし?
まさにサブウェイで注文する感覚と同じ。
ドイツに来たばかりのころは、 何を聞かれているのか分からず軽くパニックだった。 パン文化が豊かすぎる国の洗礼。
私がオーダーしたのは、シンプルなハムのサンドイッチ。

見た目はとてもシンプル。 でも、一口食べるとやっぱり違う。 パンそのものに香りがあって、噛むほどに味が出る。 具材より、パンが主役。
それがドイツのパン屋さんランチ。
ドイツの日常を味わうなら、パン屋さんへ
観光レストランもいいけれど、 ドイツ旅行でその国の日常を感じたいなら、パン屋さんはかなりおすすめ。
特別じゃないけど、ちゃんと美味しい。 なんでもない日の、ちょっといい時間。
こういう時間こそ、 ドイツで暮らしている実感が湧く。
とにかく、ドイツのパン屋はドイツの文化そのものでドイツらしさが詰まっている。
日本ではあまり見ることがない種類のパンやお菓子がたくさんあって、毎回新たな気づきがあって楽しい。