日本よりだいぶ旬の時期が遅い気がするけど、今がドイツのいちごの旬。
ということで、田舎に住んでいる利点(?)を活かして、近所のいちご狩りに行ってきました!
ドイツでいちご狩り
ドイツに来てからは、毎年この時期になると、近所のいちご畑へ出かけます。
出掛けますって言う程のものではなく、車で10分くらいなので、「ちょっといちご摘んでくる!」的な感覚です。
実際、いちご摘みに一人で自転車で来ている人も多い。 いちご狩りって家族イベントのイメージが強かったけど、ここドイツでは「日常生活の一部」という感じ。
近所のおじたちが、スーパーで買ういちご1パック分位を、 10分程で摘んで、颯爽と去っていく姿が新鮮だった。
ドイツのいちご狩りのシステム
まあそもそも、日本に住んでいた時は、いちご狩りに行ったこともないので、 比べることができないのですが、ドイツのいちご狩りはかなりカジュアル(?)です。
ただただ広い敷地に、イチゴ畑が広がっていて、そこから好きなだけ食べて、摘んで、イチゴの重さを計って、お金を払うと いう流れです。
- 摘んだ分(持ち帰るいちご)のお金を払う
- 食べ放題
- 時間制限なし
- 入場料なし
いちご畑の入り口には、目印の小屋?があります。
こちらの小屋(?)の中に、イチゴ畑の主さんが鎮座しておりまして、まずは、イチゴを摘んで入れるカゴや容器(我が家はタッパー笑)などの重さを計ります。
その後主さんは、名前と容器の重さを手書きでノートに書き込んで記録していきます。(超アナログです...!)
色々な種類の苺があって、自分の好きな味を試食(?)しながら、摘んでいくよ。
全部で6種類くらいの苺があったけど、その中でも「Elsanta」って品種の苺が美味しかったので、その種類の苺だけを摘んできました。
ちなみに、毎年時期によって、開放される畑が異なるので、そのイチゴ農家さんのWEBサイトを見て、情報を仕入れています。
ドイツのいちご狩りの値段
その年や場所によっても変わってきますが、今年のイチゴのキロのお値段は、3,80 €(約640円位)でした。 大体、日本で売っているイチゴのパックは、1パック270~280グラムなので、その位の量で計算すると、1パック分170円位?
と、かなりお安いです!! 円安+インフラでドイツはなんでも高い感覚ですが、野菜や果物はだいぶ安く買えるので、その点では恵まれているかも😄
今回は、1.5kgほど、摘んできました!
- 1,5kg=いちご5.5パック位?
- 5,7€(約963円位)
スーパーで買うよりも新鮮でお安いし、楽しいし、ちょっとした運動(?)にもなるし、一石4鳥くらいになるのでは!?😁
かなり量があるので、色々な苺スイーツを作りました。
続きましては、摘みたての新鮮苺で作ったスイーツの記録。
イチゴのフルーツサンド
まずは、大好きなフルーツサンドを作りました!!❤️
ドイツに来た1年目は、普通のドイツの食パンで作ったのですが、失敗。
ドイツの食パンって、全然ふわふわしていない(パサパサ)。
でもって、しょっぱい?ので、「なんか味が違う!」となった苦い思い出。
で、ブリオッシュ食パンなるものに出会ってからは、このIBISのブリオッシュで作っています。(これが一番日本の食パンに近い味)
「イチゴのフルーツサンド」レシピの覚書。
(レシピって程でもないけど、自分用です笑)
- 食パン6枚
- イチゴ18個
- 生クリーム200ml
- 砂糖大さじ2
イチゴのケーキ
続いては、イチゴのケーキ。
こちらは旦那作です。
ドイツの超定番イチゴケーキ。
台のスポンジは既製品。
「Kuchenboden(ケーキの土台)」と言う名称で、どのスーパーでも売っているものです。
そのケーキの土台に、プリン生地を入れて、そこにイチゴを並べて、最後にゼリー液体で固めるといった手順で、たぶん何十回(いや何百回は作っているんではないか?ってくらい)慣れた手付きで作ってくれました。
我が家は、私より、夫の方が甘党なので、ケーキは夫の方が作る率が高いかも。
イチゴの砂糖漬け
続いては、とっても簡単なイチゴのデザート。
義実家で食べた時に知った、ドイツのイチゴの食べ方。
すごくシンプルなんだけど、一番好きな食べ方かも。
イチゴを切って、砂糖を適当にパラパラかけて、数時間冷蔵庫に放置しておくと、苺に砂糖が染み込んでしんなり甘くなる。そこに牛乳をかけて食べるだけ。
すごく簡単なんだけど、とっても美味しいので、ぜひお試しください。
写真は、その砂糖につけたイチゴをヨーグルトの上にのせたもの。
イチゴを摘んできた翌日の朝食は大体これ。
シンプル イズ ベストだよね、至福。
イチゴのアイスクリーム
最後は、イチゴのアイスクリーム。
アイスクリームを作るのは、2回目!
前回はヨーグルトを使って作ったけど、甘党の夫のために、今回はヨーグルトなし、生クリーム、イチゴ、砂糖、レモン汁だけで作った。
「イチゴのアイスクリーム」レシピの覚書。
- イチゴ400g弱(四等分くらいにカット)
- 砂糖100g
- レモン汁大さじ1.5
- 生クリーム150ml
- いちごジャムを作る容量で、イチゴ、砂糖、レモン汁を少しとろっとするまで火にかける(15分くらい)
- ↑で作ったイチゴジャムをよく冷やす
- 生クリームを泡立てる
- 生クリームと作ったイチゴジャムを混ぜる
- 冷凍庫で冷やして、2時間ごとに2-3回位混ぜる
- 完成
綺麗なピンク色のアイス完成!
美味しかったけど、去年作ったヨーグルト入れたアイスクリームの方がさっぱりして、個人的には好きかも。
ヨーグルトアイスの方は、いちごを火にかけず、ただ材料混ぜるだけなのでもっと簡単だった。
私と同類(?)のめんどくさがりの方には、このヨーグルトアイスレシピは、かなりおすすめ。
「イチゴのヨーグルトアイスクリーム」レシピの覚書。
- イチゴ400g弱(四等分くらいにカット)
- 砂糖100g
- ヨーグルト400g
- 生クリーム400ml
- 材料全部混ぜる
- 冷凍庫で冷やして、2時間ごとに2-3回位混ぜる
- 完成
次回はこっちのレシピで作ろっと。
ちなみに手作りアイスといえば、子供の頃一度だけ父と作った。
ただ、すごい時間かかるし大変だったと言う記憶があって、それ以来手作りではなく、よく特大ファミリーパックのアイスと、コーンを買ってお家アイスを楽しんでいた。
楽しかったので、大人になった今、再びやってみたいと思う。
アイスクリームスプーン(アイスクリームディッシャー)とコーンを買い揃えて、お家アイス家さんやるぞ〜!😁