週末は、レストラン難民になりかけた!
行った先のギリシャ料理レストラン、3軒ともお休みだったのだ。
レストランも夏は1ヶ月夏休み
ドイツ人会社員の年間の有給休暇は、だいたい30日位あるので、みんな夏休みは2-3週間くらいまとまった休みを取っている。
今までコロナ期間もあって気づかなかったのか、レストランも1ヶ月休みなんて見たことなかったけど、普通に考えれば、全国民に与えられる権利なので、みんな長期休みを取るのは当たり前。 ただ、日本人の感覚からすると、レストランが夏に1ヶ月も閉まるなんて考えは全くなかったら、驚いた。
たまたま行った街の、ギリシャ料理レストランが、たまたま同じ時期に、3軒すべて、夏休み休暇で1ヶ月閉まっていただけかなーと思って、自分の住んでいる街のギリシャ料理レストランのサイトを見てみた。
はい、私の街のギリシャ料理レストランも8月は3週間のお休みです。
そして、義理の両親にも聞いてみた。
義理の両親の住む街のギリシャ料理レストランも、1ヶ月ほど8月はお休みで、閉まっているとか。
パリの同じような話を聞いたことはあったけど、まあただの噂というか、誇張した話だと思っていたけど、 ドイツでも同じようなことがあるなんて知らなかった。
ちなみに、ギリシャ料理レストラン以外の街中のレストランは通常営業でした。
みんなバカンス休暇でドイツ国内にはいないので、街はガラガラかと思ったけど、むしろ、いつもより混んでいて満席のお店が多かった。
ギリシャ料理を諦めて食べたドイツ料理
ギリシャ料理が食べたい気分だったけど、諦めてドイツ料理店に行きました。
ドイツの魚の定番と言えば、マチェス(Matjes)。
マチェス(Matjes)とは、ニシンを塩とオイルや酢で漬け込んだもので、ドイツのスーパーで簡単に手に入れることができます。 ドイツ人は、これをパンに挟んで食べています。(サバサンド的な感じ)
レストランで食べたマチェスは、いつもスーパーで買うものより、身が厚くて、新鮮で脂が乗ってて美味しかった! ディルの生クリームソースも、フレッシュで爽やかでマチェス(Matjes)にピッタリだった。
りんご、玉ねぎ、ピクルス、ディル、生クリームで作られたお魚用のソース。 自宅で作るとき、今度真似して作ってみようっと。
稼ぎ時なんて関係ない!?
レストランのバカンス休暇、パリの話に戻るけど、パリは、名店ほど休みをとって、夏の間は店を閉めるところが多いっていう話は、面白いなと思う。 パリなんて観光地だから、夏は、観光客も沢山きて、稼ぎ時だと思うのに、そんなの関係なしに、バカンス休暇を重要視しているところはさすがバカンス大国?って言ったところだろうか。
普段から、地元の人たちで賑わっているお店ほど、あえて忙しい夏にお店を開けなくても問題ない、という余裕の現れだろうか。
ドイツのギリシャ料理レストランの場合で言うと、夏は本国ギリシャの方が観光客が来るので、ギリシャの海近くに家兼レストランを持っている場合は、ドイツの店は閉めて、そちらで営業しているのだろうか?とか色々妄想は膨らむ。
ちなみに、先月行ったギリシャのコス島は、夏以外は観光客来ないので、冬は街中のお店はほぼ閉っていると聞いたので、どうやって生計を立てているのか謎だった。
夏の間に、一年間生活できるだけの売上が上がるのだろうか?とか。
話はズレたけど、ともかく、日本と違って、きちんとみんな長期のお休み取れるのは良いことだ。