ドイツの春の味覚と言えば、白アスパラ(Spargel)。 今は旬真っ盛りである。
白アスパラの記事は過去にいくつか書いている。 初めて食べた時は、特別美味しいとは思わなかったけど、食べれば食べるほど、白アスパラガスの美味しさがわかるようになった気がする。
白アスパラ(Spargel)のリゾットを作ることになった経緯
そもそも白アスパラは、ドイツ人の夫が料理担当で、今まで私が料理したことがなかった。
夫のアスパラガス料理法には、自分なりのこだわりがあるらしく、あまり口を出して欲しくない感じだったので、あえて出しゃばって料理しようと思わなかった。
白アスパラが旬の時期に、義理両親の家に遊びに行けば、必ず、白アスパラが出てくるし、ドイツレストランで外食すれば、季節のおすすめでどこのレストランでも白アスパラがメニューにお目見えする。
自分で料理しなくても、白アスパラガスが比較的苦労せずに食べられる環境ということもあって、 自分で料理してまで食べたいと思ったことがなかった。(つい先日までは...)
そんな感じで、今週は夫が白アスパラのスープを作ると張り切っていたのだが、スープレシピに必須ののSahne(生クリーム)を買い忘れたのだ。
その時に、白アスパラを茹でた、茹で汁を捨てるのがなんかもったいなーと思ったのが、きっかけである。
白アスパラ(Spargel)のリゾットレシピ
適当に作ったけど、美味しかったので、2日連続で作った。
忘れないように、備忘録としてブログに残しておく!
ホワイトアスパラ リゾット(2人分)の材料
- 白アスパラを茹でた茹で汁(1リットル位)
茹でた白アスパラ(4 本ほど)
リゾットに入れる用:1センチ幅
飾り用:先端+中間部分4センチ位×2人分オリーブオイル(大2)
- ニンニク(1片/みじん切り)
- 玉ねぎ(半分/みじん切り)
- お米(1合)
- 塩・胡椒(適量)
- バター(15g位)
- パルメザンチーズ(大3強)*たっぷりと!
- 生ハム(4枚位 )*お好みで
- schnittlauch(チャイブ・小ネギ)*お好みで飾り用
1 オリーブ油、ニンニクみじん切りを弱火で炒める。香りが出てきたら、玉ねぎを加え炒める。
2 玉ねぎが透明になったら、洗っていないお米を加え、米が透明になるまで5分位炒める。
4 茹で汁をお玉5杯ほど加え、軽く混ぜながら水分がなくなるまで煮詰める。
5 茹で汁を足しながら、弱火で煮る。水分が減ったら茹で汁を足して20分位煮る。
6 お米を味見して、程よい柔らかさになったら、 茹でた白アスパラ(*飾り用以外)、パルメザンチーズ、バターを加え、塩・コショウで味を調えたら完成。
7 生ハムと飾り用の白アスパラガスをかざる。お好みで、schnittlauch(チャイブ・小ネギ)*胡椒、パルメザンチーズをかける。
ホワイトアスパラ リゾットの材料
白アスパラのリゾットで使った、パルメザンチーズと生ハムはこちら。
パルメザンチーズはすでに削られたものも売ってるけど、塊を買って削るのが好きなので、これを常に冷蔵庫に常備して使っている。
生ハムは、スペイン生ハム(ハモン・セラーノJAMON SERRANO)を使った。 このスペイン生ハムは、絶妙な塩気と旨味がちょうど、リゾットの味を際立たせる感がある。
白アスパラを茹でたお湯はぜひ再活用を!! こんな旨味成分があるものを捨ててしまうのは勿体無い!
あともう一回くらい、今期シーズンで作れるといいな。